電極と化学反応による電気分解
白金電極を用いて硫酸銅(Ⅱ)水溶液の電気分解を行った。2.0Aの電流を1930秒間流したとき、陰極で発生する金属は何gか。ただし、ファラデー定数を9.65×10^4、Cu=64とする。 | 1.1.28[g] 2.0.128[g] 3.128[g] 4.12.8[g] |
炭素電極を用いて硝酸銀水溶液の電気分解を行った。5.0Aの電流を3860秒間流したとき、陰極で発生した気体は標準状態で何Lか。ただし、ファラデー定数を9.65×10^4とする。 | 1.1.12[L] 2.0.112[L] 3.11.2[L] 4.0.0112[L] |
炭素電極を用いて硝酸銀水溶液の電気分解を行った。陰極で発生した気体は何か。 | 1.窒素 2.水素 3.酸素 4.気体は発生しない |
炭素電極を用いて硝酸銀水溶液の電気分解を行った。2.5Aの電流を965秒間流したとき、陽極で析出した金属は何molか。ただし、ファラデー定数を9.65×10^4とする。 | 1.0.0025[mol] 2.0.25[mol] 3.2.5[mol] 4.0.025[mol] |
炭素電極を用いて硝酸銀水溶液の電気分解を行った。陽極で析出した金属は何か。 | 1.Ag 2.Au 3.N 4.C |
5.0Aの電流が3860秒流れたときに生じる電子は何molか。ただし、ファラデー定数を9.65×10^4とする。 | 1.2.0[mol] 2.0.2[mol] 3.0.02[mol] 4.0.002[mol] |
2.0Aの電流を2時間流したときの電気量は何Cか。 | 1.144000[C] 2.1440[C] 3.14400[C] 4.144[C] |
電子1molが流れたときの電気量の絶対値F=9.65×104C/molのことを、何というか。 | 1.電離定数 2. ファラデー定数 3.アボガドロ定数 4.オイラー定数 |
電気分解では、電極で起こる化学変化の物質量と通じた電気量は比例するが、この関係を何の法則というか。 | 1.オームの法則 2.ラウールの法則 3.マルコフニコフの法則 4.ファラデーの法則(電気分解の法則) |
銅電極を用いて硫酸銅(Ⅱ)水溶液を電気分解するとき、陰極と陽極で起こる反応をそれぞれ答えなさい。 | 1.陰極:Cu2++2e-→Cu 陽極:Cu→Cu2++2e- 2.陰極:Cu2++e-→Cu 陽極:Cu→Cu2++2e- 3.陰極:Cu2++e-→Cu 陽極:Cu→Cu2++e- 4.陰極:Cu2++2e-→Cu 陽極:Cu→Cu2++e- |
白金電極を用いて希硫酸を電気分解するとき、陰極で起こる反応を答えなさい。 | 1. H++e-→H2 2. 2H++e-→H2 3. 2H++2e-→H2 4. H++2e-→H2 |
炭素電極を用いてNaCl水溶液を電気分解するとき、陽極で起こる反応を答えなさい。 | 1.Cl-→Cl2+e- 2.Cl-→Cl2+2e- 3.2Cl-→Cl2+2e- 4.2Cl-→Cl2+e- |
陽極にCやPtを用いて電気分解を行い、電解液にNO3-やSO42-が多く含まれるとき、陽極で起こる反応を答えなさい。 | 1. 2H2O→O2+4H++4e- 2. 2H2O→O2+H++4e- 3. 2H2O→O2+4H++e- 4. H2O→O2+4H++4e- |
陽極にCやPtを用いて電気分解を行い、電解液にOH-が多く含まれるとき、陽極で起こる反応を答えなさい。 | 1.4OH-→2H2O+O2+e- 2.4OH-→H2O+O2+4e- 3.OH-→2H2O+O2+4e- 4.4OH-→2H2O+O2+4e- |
Na+などイオン化傾向の大きい金属イオンが含まれる電解液を用いて電気分解を行うとき、陰極で起こる反応を答えなさい。 | 1.2H2O+e-→OH-+H2 2.2H2O+2e-→OH-+H2 3.2H2O+e-→2OH-+H2 4.2H2O+2e-→2OH-+H2 |
H+が多く含まれる電解液を用いて電気分解を行うとき、陰極で起こる反応を答えなさい。 | 1.H++2e-→H2 2.2H++2e-→H2 3.2H++4e-→H2 4.2H++e-→H2 |
Cu2+が含まれる電解液を用いて電気分解を行うとき、陰極で起こる反応を答えなさい。 | 1.Cu++2e-→Cu 2.Cu2++2e-→Cu 3.Cu2++e-→Cu 4.Cu2++3e-→Cu |
電気分解の陰極と陽極において、酸化と還元のどちらが起こっているか。それぞれ答えなさい。 | 1.陰極:酸化 陽極:還元 2.陰極:アノード 陽極:カソード 3.陰極:酸化 陽極:酸化 4.陰極:還元 陽極:酸化 |
電気分解の装置で、電源の正極に接続した電極を[ア]極、負極に接続した電極を[イ]極という。 | 1. ア:陽 イ:陰 2. ア:マイナス イ:プラス 3. ア:負 イ:正 4. ア:陰 イ:陽 |
電解質の水溶液や高温の融解塩に外部から直流電流を流すと、電極で酸化還元反応が起こる。この現象を何というか。 | 1.電離 2.誘電分極 3.電気分解 4.電解溶液 |
鉛蓄電池に充電するとき、外部電源の負極を電池のどちらの極につなげばよいか。 | 1.正極 2.どちらでもない 3.両極 4.負極 |
鉛蓄電池で1molの電子を放電した時、正極では電極が何g増加または減少するか。ただし、S=32、O=16とする。 | 1.32g 2.16g 3.64g 4.8.0g |
鉛蓄電池で1molの電子を放電した時、負極では電極が何g増加または減少するか。ただし、S=32、O=16とする。 | 1.24g 2.48g 3.4.8g 4.12g |
鉛蓄電池で、電池全体の反応を答えなさい。 | 1.Pb+PbO+2H2SO4→2PbSO4+2H2O 2.Pb+PbO2+2H2SO4→2PbSO4+H2O 3.Pb+PbO2+2H2SO4→PbSO4+2H2O 4.Pb+PbO2+2H2SO4→2PbSO4+2H2O |
鉛蓄電池の両極上で析出する物質は何か。 | 1.酸化鉛(Ⅳ)PbO2 2.硫酸鉛(Ⅱ)PbSO4 3.硫酸鉛(Ⅰ)Pb2SO4 4.酸化鉛(Ⅱ)PbO |
鉛蓄電池で、負極・正極に使う物質をそれぞれ答えなさい。 | 1.負極:硫酸鉛(Ⅱ) 正極:酸化鉛(Ⅳ) 2.負極:鉛 正極:硫酸鉛(Ⅱ) 3.負極:酸化鉛(Ⅳ) 正極:鉛 4.負極:鉛 正極:酸化鉛(Ⅳ) |
ダニエル電池で起電力を大きくするには、亜鉛水溶液と硫酸銅(Ⅱ)水溶液の濃度をどうすればよいか。 | 1.2つの水溶液の濃度差をなしにすればよい 2.2つの水溶液の濃度差に関係はない 3.2つの水溶液の濃度差を大きくすればよい 4.2つの水溶液の濃度差を小さくすればよい |
ダニエル電池で、電池全体の反応をイオン反応式で答えなさい。 | 1.Zn+Cu2+→Zn2++Cu 2.Zn+Cu2++e-→Zn2++Cu+e- 3.Zn+Cu+→Zn++Cu 4.Zn+Cu3+→Zn3++Cu |
電解質に硫酸亜鉛水溶液、硫酸銅(Ⅱ)水溶液を用いて素焼き板で仕切り、電極にそれぞれ亜鉛と銅を用いた電池を何というか。 | 1.ボルタ電池 2.塩橋 3.ダニエル電池 4.バグダット電池 |
負極と正極のイオン化傾向の差を大きくすると起電力はどうなるか。 | 1.大きくなる 2.変わらない 3.不規則になる 4.小さくなる |
負極と正極の間に生じる電位差を何というか。 | 1.電気力 2.クーロン力 3.起電力 4.発電力 |
ボルタ電池で、正極・負極で用いられる元素名をそれぞれ答えなさい。 | 1. 正極:鉛 負極:硫酸鉛(Ⅱ) 2. 正極:銅 負極:亜鉛 3. 正極:亜鉛 負極:銅 4. 正極:硫酸鉛(Ⅱ) 負極:鉛 |
亜鉛板と銅板を電極として希硫酸に浸した電池を何というか。 | 1.ボルタ電池 2.ダニエル電池 3.鉛蓄電池 4.マンガン電池 |
一次電池、二次電池についてそれぞれ例を挙げなさい。 | 1. 一次電池:ボルタ電池、乾電池 二次電池:鉛蓄電池、ダニエル電池 2. 一次電池:ボルタ電池、ダニエル電池 二次電池:鉛蓄電池、乾電池 3. 一次電池:鉛蓄電池、乾電池 二次電池:ボルタ電池、ダニエル電池 4. 一次電池:ダニエル電池、乾電池 二次電池:鉛蓄電池、ボルタ電池 |
電池の内、充電ができないものを[ア]電池、充電可能なものを[イ]電池と呼ぶ。 | 1. ア:二次 イ:一次 2. ア:一次 イ:二次 3. ア:鉛蓄 イ:ボルタ 4. ア:一次 イ:三次 |
電池ではイオン化傾向の大きい金属が[ア]極となり、イオン化傾向の小さい金属が[イ]極となる。 | 1.ア:負 イ:正 2.ア:正 イ:負 3.ア:プラス イ:マイナス 4.ア:陽 イ:陰 |