アルコールにまつわる化学反応
油脂は[ア]価のアルコールである[イ]と[ウ]のエステルである。 | 1.ア:1 イ:エチレングリコール ウ:高級脂肪酸 2.ア:1 イ:グリセリン ウ:高級脂肪酸 3.ア:3 イ:グリセリン ウ:高級脂肪酸 4.ア:3 イ:エチレングリコール ウ:高級脂肪酸 |
カルボキシ基を2つもつジカルボン酸と2価アルコールが次々にエステル化を起こしてできる高分子化合物を何というか。 | 1.ポリ塩化ビニル 2.ポリ酢酸ビニル 3.ポリエーテル 4.ポリエステル |
NaOHやKOHなどの強塩基を用いたエステルの加水分解のことを何というか。 | 1.けん化 2.ケトン化 3.ニトロ化 4.エステル化 |
エステルに希硫酸などを加えて加熱すると、カルボン酸とアルコールが得られる。この反応を何というか。 | 1.開環重合 2.加水分解 3.酵素分解 4.付加重合 |
酢酸とエタノールの混合物に濃硫酸を加えて加熱するとエステルが得られる。この反応の化学反応式と、得られたエステルの名称を答えなさい。 | 1.CH3COOH+C2H5OH→CH3COOC2H5+H2O、酢酸エチル 2.CH3COOH+C2H5OH→CH3COOC2H5+H2O、酢酸ペンチル 3.CH3COOH+C2H5OH→CH3COOC2H5+H2O、酢酸メチル 4.CH3COOH+C2H5OH→CH3COOC2H5+H2O、酢酸ブチルチル |
エステルは水に溶け[ア]、有機溶媒に溶け[イ]。 | 1.ア:にくく イ:にくい 2.ア:にくく イ:やすい 3.ア:やすく イ:やすい 4.ア:やすい イ:にくく |
カルボン酸とアルコールから水分子がとれて縮合した化合物を何というか。 | 1.エステル 2.エーテル 3.ビニル 4.ケトン |
鏡像異性体は融点や沸点はほとんど[ア]だが、[イ]性が異なるために[ウ]とも呼ばれる。 | 1.ア:同じ イ:旋光 ウ:構造異性体 2.ア:同じ イ:磁 ウ:光学異性体 3.ア:同じ イ:旋光 ウ:光学異性体 4.ア:同じ イ:磁 ウ:構造異性体 |
乳酸は不斉炭素原子を持ち、重ね合わせることができない鏡像関係の異性体が2つ存在する。このような異性体を何というか。 | 1.鏡像異性体 2.立体異性体 3.配位異性体 4.構造異性体 |
マレイン酸とフマル酸のうち、加熱すると分子内で脱水反応を起こすのはどちらか。 | 1.フマル酸 2.マレイン酸、フマル酸 3.どちらでもない 4.マレイン酸 |
マレイン酸とフマル酸は[ア]の関係にあり、マレイン酸が[イ]形、フマル酸が[ウ]形である。 | 1.ア:光学異性体 イ:シス ウ:トランス 2.ア:光学異性体 イ:トランス ウ:シス 3.ア:幾何異性体 イ:シス ウ:トランス 4.ア:幾何異性体 イ:トランス ウ:シス |
酢酸2分子から水1分子がとれて縮合して得られる化合物の名称を答えなさい。 | 1.発煙酢酸 2.酢酸二量体 3.無水酢酸 4.氷酢酸 |
酢酸は[ア]を酸化して[イ]とし、さらに酸化すると得られる。 | 1.ア:エタノール イ:アセトアルデヒド 2.ア:メタノール イ:ホルムアルデヒド 3.ア:メタノール イ:アセトアルデヒド 4.ア:エタノール イ:ホルムアルデヒド |
酢酸は刺激臭のある[ア]色の液体で、純度の高いものは冬季に凝固するため[イ]と呼ばれる。 | 1.ア:黄 イ:石炭酸 2.ア:黄 イ:氷酢酸 3.ア:無 イ:石炭酸 4.ア:無 イ:氷酢酸 |
ギ酸は[ア]基と[イ]基の両方を持つため、カルボン酸だが[ウ]性を示す。 (アとイは順不同) | 1.ア:カルボキシ イ:ケトン ウ:還元 2.ア:カルボキシ イ:アルデヒド ウ:還元 3.ア:カルボキシ イ:ケトン ウ:酸化 4.ア:カルボキシ イ:アルデヒド ウ:酸化 |
ギ酸は[ア]臭のある無色の液体で、[イ]を酸化して[ウ]とし、さらに酸化して得られる。 | 1.ア:刺激 イ:エタノール ウ:アセトアルデヒド 2.ア:刺激 イ:メタノール ウ:ホルムアルデヒド 3.ア:特異 イ:メタノール ウ:ホルムアルデヒド 4.ア:特異 イ:エタノール ウ:アセトアルデヒド |
鎖状アルキル基にカルボキシ基が1つ結合したものを何というか。 | 1.脂肪酸 2.ドコサヘキサ塩酸 3.クエン酸 4.アデノシン三リン酸 |
カルボン酸が持つ官能基の名称を答えなさい。 | 1.ケトン基 2.メチル基 3.カルボキシ基 4.エーテル基 |
-COOHの官能基を持つ化合物を総称して何というか。 | 1.エーテル 2.カルボン酸 3.ケトン 4.ニトロ化合物 |
1-プロパノール、2-プロパノール、酢酸のうち、ヨードホルム反応を示すものを答えなさい。 | 1.1-プロパノール 2.2-プロパノール 3.2-プロパノール、1-プロパノール 4.酢酸、2-プロパノール、 |
アセトンの工業的製法の化学反応式を答えなさい。 | 1.CO+2H2→CH3OH 2.2H‐CHO+O2→2H‐COOH 3.CH3COONa+NaOH→CH4+Na2CO3 4.2CH2=CH-CH3+O2→2CH3-CO-CH3 |
アセトンやアセトアルデヒドの水溶液にヨウ素と水酸化ナトリウムを加えて温めると、黄色い沈殿が生成する。この反応の名称と、生成した沈殿の化学式を答えなさい。 | 1.ヨードホルム反応、CHI3 2.キサントプロテイン反応、CHI3 3.キサントプロテイン反応、CHI4 4.ヨードホルム反応、CHI4 |
-CO-の官能基を持つ化合物を総称して何というか。 | 1.カルボン酸 2.エーテル 3.アルデヒド 4.ケトン |
ホルムアルデヒドの40%水溶液のことを特に何というか。 | 1.アンモニア水 2.ホルマリン 3.塩素水 4.塩酸 |
アルデヒドの検出法の1つであるフェーリング反応では、アルデヒドにフェーリング液を加えて加熱すると[ア]の[イ]色沈殿が生成する。 | 1. ア:酸化銅(Ⅰ)Cu2O イ:黒 2. ア:酸化銅(Ⅰ)CuO イ:黒 3. ア:酸化銅(Ⅰ)Cu2O イ:赤 4. ア:酸化銅(Ⅱ)CuO イ:赤 |
アルデヒドの検出法の1つである銀鏡反応では、アルデヒドに[ア]を加えて加熱すると[イ]が析出する。 | 1.ア:硫酸性硝酸銀 イ:銅 2.ア:硫酸性硝酸銀 イ:銀 3.ア:アンモニア性硝酸銀 イ:銀 4.ア:アンモニア性硝酸銀 イ:銅 |
アルデヒドには還元性がある。アルデヒドの還元性を利用した検出反応を2つ答えなさい。 | 1.ヨードホルム反応、フェーリング反応 2.ヨードホルム反応、キサントプロテイン反応 3.銀鏡反応、キサントプロテイン反応 4.銀鏡反応、フェーリング反応 |
1級アルコールを酸化するとアルデヒドが生成するが、アルデヒドは比較的不安定であるためさらに酸化されてしまう。アルデヒドが酸化して得られる化合物を何というか。 | 1.スルホン酸 2.カルボン酸 3.サボテン酸 4.イボテン酸 |
炭素数1と2のアルデヒドの名称を慣用名で答えなさい。 | 1.ベンズアルデヒド、アセトアルデヒド 2.オクタナール、ブタナール 3.ホルムアルデヒド、アクロレイン 4.ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド |
-CHOの官能基を持つ化合物を総称して何というか。 | 1.ケトン 2.アルデヒド 3.エーテル 4.アルコール |
分子式がC4H10Oで示される化合物のうち、酸化されないが金属ナトリウムと反応して水素を発生するものの名称を答えなさい。 | 1. 2-メチル-1-プロパノール 2. 1-メチル-2-プロパノール 3. 1-メチル-1-プロパノール 4. 2-メチル-2-プロパノール |
分子式がC4H10Oで示される化合物のうち、酸化するとケトンを生じるものの名称を答えなさい。 | 1.2-ブタノール(2級アルコール) 2.3-ブタノール(2級アルコール) 3.4-ブタノール(1級アルコール) 4.1-ブタノール(1級アルコール) |
酸素原子に2個のアルキル基が結合した化合物を総称して何というか。 | 1.ケトン 2.カルボニル 3.エーテル 4.ニトロ化合物 |
エタノール2分子から水がとれて結合する反応を[ア]反応、エタノール内から水分子がとれてエチレンが生成する反応を[イ]反応という。 | 1. ア:重合 イ:遊離 2. ア:縮合 イ:遊離 3. ア:重合 イ:脱離 4. ア:縮合 イ:脱離 |
エタノールに濃硫酸を加えて、130℃で加熱したときと、170℃で加熱したときに生成する化合物の名称をそれぞれ答えなさい。 | 1.ジメチルエーテル(分子間脱水)、エチレン(分子内脱水) 2.ジエチルエーテル(分子間脱水)、エタン(分子内脱水) 3.ジメチルエーテル(分子間脱水)、エタン(分子内脱水) 4.ジエチルエーテル(分子間脱水)、エチレン(分子内脱水) |
エタノールに金属ナトリウムを加えて生成する化合物及び発生する気体の名称を答えなさい。 | 1.ナトリウムエトキシド、酸素 2.ナトリウムエトキシド、水素 3.ナトリウムメトキシド、酸素 4.ナトリウムメトキシド、水素 |
エタノールの工業的製法を化学反応式で答えなさい。 | 1. C6H12O6→2C2H5OH+2CO2 2.CH2=CH2+H2O→C2H5OH 3.CO+2H2→CH3OH 4.2C2H5OH+2Na→2C2H5ONa+H2 |
エタノールの製法であるアルコール発酵の化学反応式を答えなさい。 | 1.C2H4+H2O→C2H5OH 2.CO+2H2→CH3OH 3.2C2H5OH+2Na→2C2H5ONa+H2 4.C6H12O6→2C2H5OH+2CO2 |
グルコースに酵母菌を作用させるとエタノールが得られるが、この反応を何というか。 | 1.アルコール発酵 2.熟成発酵 3.付加反応 4.麹発酵 |
1級アルコールを酸化すると[ア]が、2級アルコールを酸化すると[イ]が生成する。 | 1.ア:アルデヒド イ:ケトン 2.ア:ケトン イ:アルデヒド 3.ア:エーテル イ:アルデヒド 4.ア:アルデヒド イ:エーテル |
アルコールを酸化すると[ア]原子と酸化剤(酸素原子)が反応して[イ]ができる。 | 1. ア:炭素 イ:水 2. ア:水素 イ:水 3. ア:水素 イ:二酸化炭素 4. ア:炭素 イ:二酸化炭素 |
アルコールの水への溶解度は、炭素数が[ア]く、ヒドロキシ基が[イ]いほど大きくなる。 | 1.ア:多 イ:少な 2.ア:少な イ:多 3.ア:少な イ:少な 4.ア:多 イ:多 |
アルコールの沸点は、[ア]級>[イ]級>[ウ]級の順に高くなり、級数が同じときは[エ]状<[オ]状となる。 | 1. ア:1 イ:2 ウ:3 エ:分枝 オ:直鎖 2. ア:3 イ:2 ウ:1 エ:分枝 オ:直鎖 3. ア:3 イ:2 ウ:1 エ:直鎖 オ:分枝 4. ア:1 イ:2 ウ:3 エ:直鎖 オ:分枝 |
アルコールは分子間で[ア]結合を形成するため、分子量の似た他の炭化水素に比べて沸点・融点が[イ]い。 | 1.ア:イオン イ:高 2.ア:水素 イ:低 3.ア:イオン イ:低 4.ア:水素 イ:高 |
エチレングリコールは何価アルコールか。 | 1.3価アルコール 2.2価アルコール 3.4価アルコール 4.1価アルコール |
2-メチル-2-プロパノールは何級アルコールか。 | 1.どれにも属さない 2.2級アルコール 3.3級アルコール 4.1級アルコール |
2-ブタノールは何級アルコールか。 | 1.1級アルコール 2.どれにも属さない 3.3級アルコール 4.2級アルコール |